切手の店を開きました その30

自分はいったいどのくらいの量の切手をもっているのだろうかと考えることがあります。
切手を集め始めた頃には日本切手のカタログを見ながら総額いくらの切手を持っているなどと計算して満足していたことを思い出します。
最近まとめて切手を譲って欲しいという方がいらしてその方から、対象となる切手はどのくらいの枚数ですがという質問がありました。
何千枚程度であれば数えてもみるのですが、今ある量は数えるには多すぎます。
それでも何か答えた方がよいので、対象の切手は約30万枚と答えてはみたのですがまったく自信がありません。
たぶん控えめに答えた方が良いと思って出した数字なのですがこれが少なかった時には私の人間性が疑われるのではないかとまで考えてしまいました。
普通の人間は1万などという数を一生のうちに一度でも数えることがあるのでしょうか。
それからすると私が出した30万とうい数字は検証されることはないかもしれません。
でも気になるのでどうにか考えなくてはと思っています。
それにしても今から私がやろうとしているのは60万種とも言われている切手の画像を集めまとめていこうとする絶望的とも思える単純作業のくりかえしです。
パソコンがなかった時代には考えも出来なかった作業ですが今なら出来そうの気がします。
ただ残念なのは私のような個人がやるのではなく、郵趣協会のような切手を集めるひとのために出来た組織が未来の郵趣家のためになぜこのような取り組みをしないのでしょうか。