切手の店を開きました その25

切手をゼネラルで集めていることと、商社に勤めていた経験があることで一般の方より国名や位置、首都、その国の状況等良く知っている方だと思います。
でもまったく知らない国名に出会うことがあります。
スコットにはかんたんな説明がついておりそれを読んである程度納得したりしてます。
余裕ができたらカタログにあまり知られていない国の説明を付けてみたいと思っています。
英連邦諸国の切手を整理していて良く感じるのですが、なんと植民地の多いこと。
「日の沈まない国」と言われていましたが確かに地球上にこれだけ植民地があればどこかは昼間なのでしょう。
日本も海外に侵略していったことがあり、その国のインフラ整備や教育の進歩に貢献したなど良い面を強調して擁護するへりくつがあるみたいですが、武力で侵略する形態が正当化できるとも思えません。
支配することがあたりまえとする論理を展開する人の考えが理解できません。
当事者はその時に冷静な判断はできないかもしれませんが時間が経過したら良くなかったと思えないのでしょうか。
アヘン戦争などというとんでもない仕掛けをして中国に侵略していった大英帝国は「日が沈まない程沢山植民地を持っている」と浮かれているより、悪いことをしてしまったと反省すべきではないでしょうか。
それにしても今の時代になっても植民地をなくさないイギリスの傲慢さはあまり気分のよいものではありません。
また植民地ではなく信託統治なら許されるという論理を納得できないのは私だけでしょうか。