切手の店を開きました その26

完集という言葉は切手を集めている者にとってなんと魅惑的なことばなのでしょうか。
私のパソコンでは「かんしゅう」と入れて変換を押しても「完集」という単語は出てきません。
あまり一般的な言葉ではないみたいです。
期間完集と書かれていることもありますが一番切手からごく最近までならともかく、一部の期間だけなら切手を処分するときの言葉としては意味がありますがさほどすごいとは思えません。
完集されたアルバムはそれ自体でカタログにもなるし図入りアルバムの作成も可能になります。
現在地球上にある国で切手発行国であれば集め続けていく努力も必要になります。
もし私がそのような事態になったとしたら喜んで集め続けるのですが、残念ながらそのような状態になった国はありません。
スコットの分類で一カ国(厳密には国ではありませんがひとつの郵政単位)だけあります。
フランスの統治下で現在のシリアにあった「ALAOUITES」というところです。
一般切手49種、航空切手21種、不足料切手10種 合計80種ほどですが、全部集まるととても気分の良い状態です。
ごく短い期間だけ存在していてあまり数多く発行されていない切手発行単位であれば完集もできると思いますが、どなたか完集またはそれに近いアルバムをお持ちの方いらっしゃいませんか?