切手の店を開きました その59


4.カラーキー
あまり使われている方はいらっしゃらないかもしれませんが写真のようなカラーキーというものがあります。
STANLEY GIBBONS社が販売しているSTAMP COLOUR KEYという商品です。
1枚のキーに8色づつ24枚のキーがあるので192色が英語の色名とともに分かるようになっています。
それぞれの色に丸い穴が開いているので穴の中に調べたい切手を入れて色が比べられる様になっています。
私がこの商品を欲しかったのは英語表記の色が分かりにくい又は全く分からなかったからです。
確かにBistre-Yellow と Greenish Yellow とはカラーキーを見比べたら違うとは分かります。
でもこれは非常にコンディションの良い未使用の状態の切手でかろうじて分かる程度のもので、このキーで判定できた色は残念なことにありませんでした。
どこでいくらで買ったのかは記憶にありませんが切手の色自体こんなに細かい色分けがされているわけではないのであまりお勧めできません。
スコットのINTRODUCTION に COLOR ABBREVATIONSという欄があります。
商社に勤めていいたテレックス時代の私には非常になじみのある、おもに英単語の母音を省略して表す方法です。
今の時代の KY や JK ほど大胆な省略ではなく語幹が分かるような省略の仕方です。
今の世代の方は「便利じゃん」と思うのでしょうか「中途半端でわずらわしい」と思うのでしょうか。