切手の店を開きました その91

今までにカタログを完成出来た国・地域数・・・62
郵趣5月号に「日本郵便料金大系」という本のコマーシャルが載っていました。
定価は12,000円でした。
このような本を買われる方はどのような方なのでしょうか。
本当に欲しい方が無理してでも買う場合、多分しょっちゅう開いて見るのでしょうからこの高い本はすぐにボロボロになる確率が高いと思います。
私なら本を買う前に切手を買っているような気がします。
切手を集めている方はお金持ちが多いのでしょうか。
これを書かれた山崎好是さんと発行された㈱鳴海さんには敬意を表します。
なぜならこのような資料は絶対に必要なもので今までこれほどのものは見たことがないからです。
このコマーシャルを見た瞬間思ったことはやはり「日本郵趣協会」の怠慢さでした。
日専の最後のほうに申し訳程度に載っている郵便料金変遷表と現行郵便料金表はこの手の料金を気にする方にはきわめて不十分な資料だと感じた方が多いのではないでしょうか。
日本を代表する郵趣の組織がこの手の資料を持っていないことはないでしょうが(見たことがないですが)なぜ無料で公開しないのでしょうか。
必要な資料は「郵趣協会」に行けば手に入る、行けない人でもインターネットで手に入れることができる。
このような信頼を勝ち得る活動こそが財団法人たる「日本郵趣協会」の使命なのではないでしょうか。
よく郵趣協会の悪口を言っている様で恐縮ではありますが、今の郵趣協会の活動こそが「切手を集める仲間」を増やす活動の障害となっていると感じるから、これからも大いに郵趣協会の悪口を書くことにします。