切手の店を開きました 復活! その8

台湾の切手博物館に行ってきました。
台湾に行ったのは観光が目的で、たまたま台北市内の地図を見ていて切手博物館があるのを見つけたため行ってみようという気になりました。
駅から数分歩いたところにあり簡単に捜すことができました。
というより10階建ての、想像していたよりとても立派なビルで見過ごすことなんか考えられない程堂々とした建物でした。
その1階から7回までが展示場で展示物も見ごたえのあるものでした。
東京の郵政博物館が入場料300円で安いと思ったのですが、こちらはNT$5(日本円で16円程度)と意外と高い台北の物価の中で取り立てて安いものでした。
入場料を払うと博物館の写真の絵葉書をくれてそれに記念スタンプを押してくれました。
各国のポストや郵政ロゴの展示物は見事でしたし、郵便の歴史にかかわる展示物も見事でした。
ただ切手の展示物はかなりイマイチの内容でした。
東京の郵政博物館と同様どうして切手に対する配慮がないのでしょうか。
展示物の切手を直接展示板に貼り付ける、しみは防ごうとせず出っぱなし状態。
このようなものを見るととても悲しくなります。
自分のコレクションであれば一つ一つの切手をもっと大切に扱うでしょう。
このような保存状態があたりまえというようなことを思わせてはいけないとおもいます。
展示切手のお粗末さはちょっと目を覆いたくなりますが、建物の立派さお金の掛け方を考えたらもう少し展示切手にもお金をかけた方がいいとおもいました。
ついでに博物館近くの切手商にも2軒寄ってみましたが、こちらはこんなもんでしょうという感じでした。
台湾の郵趣事情はわかりませんでしたが、博物館の中に展示されていた台湾郵趣家の作品はきちんとしたものなのでそれなりの活動は出来ているのだろうと感じました。

下記のURLでその中の状態は分かるので一度見てください。
http://www.taipeinavi.com/miru/125/