切手の店を開きました 再出発その5

私は切手の価値について考えることがよくあります。
カタログ価格はどのように決められているのでしょうか?
例えば日本切手の見返り美人と月に雁を例にとってみます。
両者とも5枚シートで発行されているので見返り美人は150万枚30万シート、月に雁は200万枚40万シートの発行です。
郵趣サービス社と日本切手商組合のカタログ価格を見た場合評価額はちがうものの月に雁の方が高くなっています。
スコットの価格を見ても同様です。
数千万枚発行されている日本の記念切手からすると希少性が評価されたカタログ価格となっているのは当然だと思います。
日本のカタログと外国の価格が同じような価格傾向にあるのは良いことだと思いますが、希少価値により価格がけっていされるとしたら月に雁の方が高いということはなにを根拠にしているのかを知らない私には気になるところです。
また現在の円とドルの為替レートを1ドル=110円としてみると日本のカタログと日本のカタログとスコットの倍ほど違うカタログの格差は気になるところです。
気になってみたのでeBayのオークションをみてみました。
現在日本円での表記になっていますが、かなり低い価格で両者とも出品されていました。
海外のオークションはいろいろありますが、こまめにチェックしてみたらおもしろいものが安く手に入る可能性があるので、郵趣家はできるだけ多くの海外のオークションをチェックした方がよいと思います。
又ちょっと気になっているものがあります。
今年の年賀の小型シートにある52円の切手です。
今年の6月よりはがきの料金が62円に変更されます。
この52円の切手は単片で発行されていないはずですので、切手の希少性と小型シートの引き換え開始と5月末までの使用期間の短さで、私製はがきに単片で貼られて出されたはがきはかなりその希少価値が考えられるのではないでしょうか。
切手仲間のお友達向けに又は自分自身に出しても良いですが、このようにめずらしいものを作ってみるのもいかがでしょうか。