切手の店を開きました その64

第二次大戦中に自由インド仮政府というのが設立されました。
この仮政府は主権国家であると宣言する手段として切手を発行する計画をたてたそうです。
この切手は日専の日本関連地域切手カタログに載っています。
日専に載っている理由は日本が支援していたことと日本が外交的に承認したためだと思います。
ドイツに10種の切手の印刷が発注されたそうです。
ドイツの戦況悪化によりドイツより入手できないと考えビルマでも3種の切手の印刷がされました。
しかしいずれも実際に使用されることは無く不発行切手となりました。
どこか忘れましたが切手商でこの切手を見つけ思わず買ってしまいました。
結構高かった記憶がありますが、ある時日専を見て写真の切手が偽物であることが分かりました。
なぜかというと印面文字"Government"が"GOVT."となっている偽物があると書いてありまさしくそのとおりに書かれていたからでした。
切手を集める人を食い物にする人がいるのは非常に悲しいことです。
最近は印刷技術が進んだせいか通常切手の偽物が実際に使われてしまっているみたいです。
少なくとも私は切手を集めている人間として偽物切手の実逓使用がめずらしいものと位置付けすることのないようにしたいと思います。

◎江戸っ子さんへ
リーフから剥がしたマウントが結構あります。
何かに使えるかと思って捨てられず取っておいたものです。
糊を付ければ使えると思います。
もし使っていただければうれしいです。
natumegu@tbz.t-com.ne.jp
まで連絡をお願いします。
◎ゼネラルコレクターさんへ
ボンズのカタログは要りませんか?
まだ取ってあります。