日本のカタログの取り組みについてお話します。
エコーはがきのカタログを作っています。
日本郵趣協会でエコーはがきのカタログが販売されているようです。
見せていただきました。
今まですべての画像を見ることのできるものはありませんでしたので、その意味では画期的なものであると言えます。
信じられない点がいくつかあります。
このカタログはどのように使うのでしょうか。
エコーはがきには初日印を押印して集められている方も多いからなのでしょうか、未使用のはがきが何時発売されたのかをどのようにして調べることができるのでしょうか。
Hyperlinkというところを何回も(千回以上?)クリックして画像を見なければいけないでしょうか。
またどのようにして使うのが分からないカタログを1万円以上で販売することに恥ずかしさを感じないのでしょうか。
カタログの役割には自分が収集したものを整理するためと不足しているものを補充するときの共通の資料としての意味合いがあります。
このカタログは整理の資料としては不十分であると感じました。
エコーはがきは両額印面で分けることができます。
そこで両額印面別にカタログをつくることとしました。
例えば40円高層ビルの場合まず発行日、整理番号、広告主、広告主所在地、
発行都道府県、発行枚数、備考およびキーワードをエクセル一覧表にします。
そして発行日の古い順にカタログ番号を付けます。
又はがきの広告の部分を切り取りそれを張り付けた100番毎の一覧表を作ります。
両額印面の高層ビルでは2400以上のカタログ番号になりますが、高層ビルのカタログからエクセルの検索機能を使い検索をかけます。
複数ヒットすることもありますが、ヒットしたカタログ番号の画像一覧表でチェックし特定を行うというものです。
キーワードとは広告の中に書かれているものです。
すべてをキーワードにいれることはできないので、大きな文字で書かれているものや商品名などです。
ただまったく文字のないものもありますが、それはあまり数が多くないので、書かれていないものだけの一覧表も作ることにしました。
ひとつひとつ画像をチェックしキーワードを入れていく作業はとても大変です。
この作業を15,000回以上やらなければなりません。
私には他にもやる作業があります。
出来上がった順に公開していく予定です。
郵趣協会は多分大家とか重鎮と呼ばれている人が関わっていると思います。
彼等の常識は一般収集家の常識ではありません。
我々にも使いやすく、購入しやすいカタログ作りができなかったのでしょうか。
ナツメグは利用料は取りませんご自由に使ってください。
エコーはがきが集めやすいものになり、沢山の方が集めるようになることを期待しながら孤独な作業を続けていきます。
どなたか手伝ってくれる方いませんかーーー!